オンガクノハナシ第1回

こんにちは🌟一橋大学フォークソングクラブ(FSC) です♪

今回は「オンガクノハナシ」第1回!

一橋大学商学部4年ギター&ボーカル担当りんだがおおくりします!

「第1弾を任されて少し緊張しています……ちょっと長いですがよければ読んでください。」

とのこと!それではどうぞ~

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こんにちは、はじめまして。一橋4年ギターの林田(通称:りんだ)です!

僕は中3くらいからギターを始めました。
その頃からスピッツというバンドが大好きで、今日はそのお話をしたいなと思います!

みなさんスピッツについてあまり知らなくても、「チェリー」や「空も飛べるはず」は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか?

これらの代表曲からフォークや歌謡曲の路線をひた走る爽やかバンド、というイメージを持たれがちなんですが、実はもっと多様な音楽をバックグラウンドに持つバンドなんです!

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スピッツは1987年に結成され、1991年にメジャーデビューした4人組ロックバンドです。
デビューして30年が経とうとしている2020年現在でも、3年おきにアルバムをリリースし、マイペースに活動を続けています。

ここではそんな彼らが影響を受けたサウンドを、主観混じりでいくつか紹介していきます!

例えば、スピッツは結成当初パンクロックバンドとして活動しており、70年代のロンドンパンクやザ・ブルーハーツなどに大きく影響を受けていました。
(参考:https://coconutsjapan.com/entertainment/spitz-kusanomasamune-11/26552/

こちらの「1987→」という曲は結成30周年の記念に書き起こされた曲で、ギターボーカルの草野マサムネさんは「バンド結成当初の“ビートパンクバンド”スピッツの新曲という想定で作った1曲」と語っています。
(参考:http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/52555/2

また、この曲のイントロとギターソロには、インディーズ時代の「泥だらけ」というパンキッシュな曲のフレーズが引用されています。

彼らの長いキャリアの根底にパンクミュージックがあることがよくわかりますね!

次に、こちらのインタビュー記事からスピッツの音楽的原点を探っていきたいと思います!

J-WAVE WEBSITE : TOKIO HOT100

ここでは草野さんが影響を受けたアーティストとして、チープ・トリックというロックバンドを挙げています。(「イチバン聴いた」らしい)

以下はチープ・トリックの代表曲の一つ、「Surrender」です!

僕はこの曲を聴いた時、スピッツの1992年作3rdアルバム『惑星のかけら』収録の「日なたの窓に憧れて」という曲を連想しました。

キャッチーなメロディ・コーラスワーク、70~80年代っぽいシンセサウンドなど、確かにチープ・トリックからの影響が感じられます。ラスサビで転調もしますし笑

スピッツの楽曲はポップでキャッチーなものばかりですが、その原点は70年代以降活躍したチープ・トリック等のパワーポップバンドたちなのかなあと感じます。

最後に、先ほどの記事で草野さんがライドというバンドを挙げていますが、こちらも紹介したいと思います!

ライドは「シューゲイザー」というジャンルに分類される、90年代に活躍したイギリスのバンドです。

シューゲイザーはイギリスで生まれた音楽ジャンルで、幻想的なギターサウンド、繊細で耽美なメロディ、囁くように歌われるヴォーカルなどを特徴としています。
(参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/シューゲイザー#cite_note-1

以下はライドの代表曲の一つ、「Taste」です!

僕は初めてこの曲を聴いた時、あまりにもスピッツっぽくてビックリしました。こっちが先なんですけどね。

実は、記事で草野さんが言及しているように、デビュー当時のスピッツは「ライド歌謡」を自称していました!

特に1991年作2ndアルバム『名前をつけてやる』は、シューゲイザーの影響を色濃く感じるアルバムです。同アルバム収録の「プール」という曲に顕著だと思います。

草野さんの儚げなハイトーンボイスや美しいメロディなど、スピッツとシューゲイザーはとても相性がいいなと個人的に思っています。

まだまだお話したいところですが、これくらいにしておきます!

こんな風に自分の好きなアーティストのルーツをたどっていくと、いろんな発見があって楽しいですし、自身の音楽観を広げるきっかけにもなると思います!

新入生の皆さんと好きな音楽について話ができることを楽しみにしてますね。

それでは!

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