ビギナーズ・ストーリー

人間、一人残らず、絶対に「初心者」の経験を持ってます。大学に入れば、研究「初心者」、親元を離れれば、一人暮らし「初心者」。そこらじゅうに転がってる話。何でもない話。「ビギナーズ・ストーリー」なんて、気障で大げさなタイトル…。

でも、大好きな人の言葉は、引かれるくらい大切にしたいし、大好きな人の話には、でっかいでっかいタイトルを付けたい。ということで、「ビギナーズ・ストーリー」です。

今回お話を聞いたのは、4年生ドラマーのTさん。

「初心者」を乗り越える

  ―今でこそ初心者スタートの部員は増えましたけど、Tさんが入った時のFSCって、ガチガチの経験者集団でしたよね…?初心者の肩身の狭さみたいなものってなかったんですか?

人間関係の面では、そんなになかったかな。先輩も同期も仲良くしてくれたし、聞いたら教えてくれる人がいたし。でも、バンド練習する中では確かに感じてた。

  ―それ、いつ消えたんですか?

うーん、ずっとあるにはあるけどね…。強いて言うなら、2年の一橋祭でやった虚弱。を乗り切った後かな。

  —激ムズバンド…。

誘ってもらった時は、嬉しい半分、怖い半分だったかなぁ。本番はマジで怖くて、「とりあえず早く終わってくれ」って感じだったけど…。でも、基礎がある程度固まってきた時に、1つ上のレベルのバンドに挑戦するのは大切かもね。乗り切ったら自信がつくし、限られた時間の中でハイレベルなものを達成しなきゃいけないから、練習量も増えるし。

虚弱。

いい演奏をすれば、いい反応が返ってくる。

  ―そもそもなんでFSCに入ろうと思ったんですか?

全体的なレベルが高いって言われてたからかな。やるなら、レベルの高い人の中に入って上達したかった。あとは、人の雰囲気。

  ―実際入ってどうでした?

みんな本当に上手いんだけど、それ以上に、「上手くなろうとして頑張る気概」がすごいなーって。ただ楽しければいいやって感じではないよね。技術重視だからこそ、初心者も上手くなれると思う。ライブは、やってる自分たちも楽しいし、いい演奏すればいい反応が返ってくるのがいいよね。自分の価値観とFSCの価値観が一致するところかも。レベルが高いものに魅力を感じる。あと、みんな本当に音楽が大好きだよね。

ドラムが好き!

  ―ドラムの中で一番好きな楽器は?

ライド。

  ―めちゃめちゃわかる。

音の幅も出せるし、キラキラした音も出せるのがいい。3年の一橋祭でThe Appleseed Castやって、人々はもっとライドのベルを使うべきだと思った。

  ―生まれ変わったらライドになりたいくらいです。

痛そう。

一橋FSC The Appleseed Cast (cover)

憧れの先輩

  ―Tさん、無限に練習してるイメージがあるんですけど、その気力はどこから湧いてるんですか…。

「先輩みたいにかっこよくなりたい!」っていうのが一番かな。私が入った時、その先輩はすでに上手かったんだよ。でも、「めっちゃ練習して今くらい上手くなった」っていうのを他の人から聞いて…。あの上手さは最初からじゃなかったことと、経験者なのに、まだ練習して上手くなってることに衝撃を受けて、やっぱ練習って大事なんだなって。

  ―先輩の存在、マジでデカいです。

そうだよね。面倒見がいいし、教えてくれるし。目標にできる先輩がいっぱいいる。FSCのいいところだと思う。

  ークソ定番の質問で恐縮ですが、初心者で入ってくる子に対して何かお願いします。

初心者で始めるからこそ、自分が上手くなったのをすごく実感できると思う。上手くなった後も、その過程も楽しいって思える。あと、バンドは楽しいので!!ぜひ!

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